第１４話 森の科学者
おそらくこの声の主が森の科学者なのだろう。
「湖の生物を知っているのなら話し相手になってやろう」
おお、あの＜意思を持った湖＞の本名は＜湖の生物＞だったのか！
テラワロスｗｗｗｗｗっうぇっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
魔法の合言葉１・３・４を告げると、急に森の科学者は機嫌が良くなった。
「わしはあいつだけは友達だと思っておる」
ガ━━━━━━━━Σ(゜Д゜;)━━━━━━━━━ン!!!!!
友達一人というか一匹(?)かよ！！！！！！！！
アンパンマンですら愛と勇気と二つもあるのに、お前は生きてるんだか死んでるんだかもわからない謎の生物だけかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
プゲラノドンｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
俺は笑いをかみ殺しながら、樹上の小屋に入っていった。
タイムカメラは森の科学者の発明品らしい。
しかし、完成品とは言い難く、ピントがずれる上に２宇宙時間*1までの未来と過去までしか写せない。
原子核内の粒子の運動を正確に再生することによって過去を写し、超高速粒子タキオン*2を捉えることによって未来を写し取るという。
そんな物でも無いと困るので、無理を言って貸してもらう。
手のひらサイズの平べったいカメラ。レンズのあるべき場所には楕円形の円筒があり、その内側はタイムトンネル風のシマ模様になっている。
こんなちっこいカメラがスーパーカミオカンデをはるかに超える性能の機械なのか*3。
ただの偏屈なじいさんでは無い様だ。さすが友達が少ないだけの事はある。
俺は礼を言って最後のアイテム＜黄金の十字架＞が眠るリリパット星へ向かうことにした。
そういえばラピュート星では一回もサイコロ振らなかったな。
次もそれくらい楽だと良いが…。
現在の能力値
サイコキネシス １６
テレポート ６
テレパシー １２
クレアボイヤンス ９
体力点 １９
時間 ４０
所持品
＜光の剣＞ ＜タイムカメラ＞ ＜力の石＞
サイコキネシスの伸びっぷりがすごい。テレポートがやばいが何とかなるだろう。
