第6話 火炎樹撃破〜青の惑星〜茶色の惑星〜光の剣

 
火炎樹は、やっぱり燃えている木らしい。熱くないのが謎だが。
面食らっていると、突然炎の塊を投げつけてきた。
光線銃で応戦するが、炎の塊でかき消されてしまう。
・・・光線銃の戦闘ルールなんてないんだから、撃ったって効くわけないじゃん!
仕方ないのでサイコキネシスで戦うぜ。
 
多少のダメージを受けながら、なんとか火炎樹を黙らせた。
休息をとると、<力の石>のおかげでサイコキネシスが上昇した。ばら星雲の中の人、ありがとう!
だが、何も見当たらないので今度は青の惑星に行くことにする。
 
青の惑星は、予想通り水の惑星だった。ガラスのような島があるのでそばに行ってみる。
島だと思っていたものは、お化けクラゲの大群だった!
サイコキネシスで軽く蹴散らし、探索を続ける。
 
 
…単調な景色が続くので、眠くなってくる。
気がつくと、ファルコン号がいきなり降下し始めた。その先には暴風の渦がある!
あわてて機首を上に向けた。が、自分の意思に反して、ファルコン号を暴風の渦の中心に向けてしまっている。
暴風の渦のテレパシー攻撃だ!!
もう意思を持った暴風の渦くらいでは驚かないぞ! テレパシーで屈服させてやる!
減ったテレパシーで戦うのはきつかったが、なんとか倒すことができた。
しかし、さすがは暴風の渦。勝利の魔数で戦わないと、完全に屈服させることはできない。
運試し一発勝負!!
 
・・・・・・負けた。
俺は時間パワーを奪われて、逃げ出した…。くそう!
 
仕方ないので茶色の惑星に向かった。
ペルセポリス宮殿のような遺跡が立ち並んでいる。このせいで茶色に見えたのだろう。
都市の中心部の広場には、黒い宇宙船が見える。
ネロ皇帝軍に先回りされているようだ。ということは、この星に光の剣があるはずだ。
大きな神殿が見えたので、ファルコン号を近くの広場に着陸させた。
 
街は迷宮のように入り組んだつくりだ。
しばらく進むと、行き止まりに扉があった。
透視(2点減らす)で中を探るか、引き返すかだ。
普通に開けるという選択肢はないのか。
透視で中を探ると、体長3メートルの土龍(グランドドラゴン)と、壁に突き刺さった剣が見えた。
光の剣に違いない!
俺は扉を開けた。
光線銃で土龍の頭を吹き飛ばす。
崩れ落ちる土龍。たまには光線銃も役に立つじゃないか。
悠々と光の剣に向かう。
 
と、思ったら倒したはず土龍が襲い掛かってきた。
テレパシーで探ると、こいつの脳は尾にあるらしい。
俺は意識を集中し、サイコキネシスでやつの尻尾を脳みそごと吹き飛ばした。
 
さあ、今度こそ光の剣ゲットだ。