即死ゲームブック特集

 
「魔術師の挑戦」は連休明けにプレイすることが決まったので、それまでの穴埋め企画です(身も蓋も無い)。
冒険する以前に終わってしまう、そんなゲームブックたちをご紹介します。
 
 
「パックス砦の囚人」
AD&Dシリーズの栄えある第一巻です。
故郷に帰ると、そこは敵の襲撃を受け壊滅していた。
敵の本拠地はパックス砦だが、君は一人では勝てないと思い、エルフたちと合流するために旅立った…。

  • END-

このシリーズは、大抵挑戦しない(冒険に出ない)という選択肢が序盤に設けられています。
 
「君はエスパー」
われらがスーパー頭脳集団の第一作。
目が覚めると、主人公は<エスパーの殿堂>にいます。
もちろん意思を持った殿堂です(笑)
プロローグで<殿堂>の呼びかけにおじけづいたなら本を閉じることという指示があります。
 
「サソリ沼の迷路」
これは有名ですね。
方角と悪人善人がわかる魔法の指輪をひょんなことから手に入れた主人公が、磁石のきかないサソリ沼に突撃するお話です。
旅立つ前に、商人のプームチャッカーに魔法の指輪を売ってしまうと、サソリ沼に入れなくなって終了です。
 
ここまでは、冒険に出ないパターンでした。では、それ以外にいきなりゲームオーバーなものを紹介していきましょう。
 
「傭兵剣士」
T&Tから。一冊目なので遊んだ方も多いでしょう。
主人公は魔術師に依頼を受けに行きます。
魔術師の塔に到着し、丁寧に呼び鈴を鳴らすと・・・
いきなりレベル1では勝てないミニドラゴンが出てきて撲殺されます。
このシリーズは、他にも高レベルキャラで遊ぼうとするといきなり鱈に変えられたりするほか、陰険な即死トラップが随所に見受けられます。
そこが魅力といえば魅力だったりしますが。
 
冒険者の帰還」
ギリシャ神話ゲームブック最終巻です。
ミノタウロスを倒し、アリアドネと結婚式を挙げるところからゲームは始まります。
結婚してしまうと、神の罰を受けて死んでしまいます。
ミノタウルスは呪いを受けたアリアドネの兄なので、結婚してしまうとギリシャの道徳観念だと大罪に当たる親族殺しになってしまうのです。
ヒロインと結ばれると死んでしまうなんてやりきれません。
 
「ウルフヘッドの誕生」
主人公は狼男です。
冒頭がルール説明を兼ねたパラグラフになっています。
気絶したヒロインを、自分が狼の姿のままで起こしてしまうと、ヒロインショック死。
ゲームオーバーです。
ノミの心臓です。困ります。
 
それでは今日はこの辺で。