第3話 あらたなる たたかいが はじまる・・・

 
ブラッドサタン皇帝を倒し、ほっとしたのもつかの間。
戦勝パレードの最中に、突如起こる地震、次々と消滅していく人々、そして超能力戦士の仲間たち。
 
<銀河霊>と名のる謎の存在から、この異変は<暗黒霊>のしもべである<闇の子ネロ>の仕業だと告げられる。
銀河霊によると、すべての生命体は<時の老人>が管理する、<時間の花咲く黄金の殿堂>からの時間パワーを受けて生きているのだそうだ。びっくりだ。モモだ。
時の老人はどこかに連れ去られ、ネロが全宇宙の時間パワーを奪いつつあるらしい。
そんな大事な場所ならじじい一人に管理させるなと言いたい。
そして、ネロを倒すためには
<光の剣>、
<タイムカメラ>、
<黄金の十字架>が必要だという。
しかも、暗黒霊のバリアーのせいで時の老人の居場所とか、肝心な情報はさっぱりわからないという。使えないやつだ
「さあ、銀河戦士よ。闇の子ネロを倒し、銀河を救え! さもなくばおまえもこの銀河とともに死ぬことになるのじゃ
呈のいい脅迫である。
そんなことより、気になるのは銀河霊の威厳のかけらもないおっさん口調だ。
 
銀河霊からグラブダブドリグ星、ラピュート星、リリパット星という手がかりのありそうな星を示された。作者は世界児童文学がお好きらしい。
とりあえず、一番目のグラブダブドリグ星に行ってみることにした。