恥ずかしながら帰ってまいりました。
 
実は出張中にクリアしようと、「蘇る妖術使い」と「シャーロック・ホームズ・10の怪事件」を持って行ったのですが、
前者は速攻でクリアしてしまい、後者はミステリ慣れしていないのでさっぱり&袋とじを破くのがもったいなかったのでろくにプレイしてません。
 
日本橋ファミコンショップでちょこっとゲームブックが売ってましたが、
泣くほど高かったので手を出せず、かわりにキングスナイトの攻略コミック(それでも1200円)を買って帰りました。
 
そういやキングスナイトゲームブックもありましたね。
トビーとレイジャックしか出てこないやつ。
 
>唐突にレビュー
ドラゴンスレイヤー
名作PCゲームのゲームブック版ですが、内容はほぼオリジナル。
巻末のアイテム・魔法紹介が攻略本みたいで楽しいです(折り曲げて管理するのはどうかと思いますが)。
1パラグラフあたりのテキストはかなり長いです。フォントはちょっと細かすぎるかも。
イラストも綺麗で、枚数も異常に多いです。戦闘ルールも独自のものです。
気合が入っています。
 
4部構成で、前半2部がフィールドアドベンチャー、後半2部が双方向のダンジョンになります。
双方向ダンジョンと言っても複雑な構造ではないのでご安心ください。
 
難点を言うと、最後の第4部のバランスがかなり厳しいです。
即死はほとんどないですが、ダメージトラップが異常に多く、苦労させられます。
ダメージを受けると戦闘力が下がるシステムなので、ずるずる負けることも多いです。
ラスボスのビオラインはアイテムをそろえてノーダメージで挑んでも、まず勝てない仕様になっています。
 
PCゲームのゲームブックというと、JICC出版のものがすぐに思い出されますが、
アレと違って露骨なパラグラフ稼ぎがないのも好感が持てます。
未プレイの方は、発見できたら是非プレイしてみてください。
 
イラストの方は現在でも活躍中のようですが、HPのお仕事一覧には乗っていませんでした(苦笑)