最終回 VS謎のタッグチーム ※短期集中連載

 
俺はシンの背後に回りこんだ。が、逆に喉笛にコブラ・クローを食らってしまう。
ローリングしながらロープに逃げようとする! そんな俺の脳天にマスカラスのニードロップ!
 



 
へ、マスカラス・シン組だったの!?
何それ? 何を表現しようとしているの、あなた方(ペリー風)
※良く知らない方へ
レイとジャギのタッグみたいなもんです(他に良い例えが思いつかなかった)
 
しかし気力で起き上がり、シンにアリキックの連打連打連打。
ひるんだシンにそのままブレーンバスター。フォールはカウント1で返された。
ここでお互いタッチ。リング上にはマスカラス、そして力道山
マスカラスのテクニックに押される力道山先生。ロープへ飛んだマスカラスの隙をついて俺にタッチ。
マスカラスをサルフボード(原文ママ)の体勢に決めるが、ブレイクされてしまう。
ここは力道山先生にタッチ。
バックドロップをねらったマスカラスを倒し、トーホールドに返した。
足を殺したら空手チョップの嵐、嵐、嵐!
これが力道山、これが昭和プロレスの真髄だ。
マスカラス、完全にグロッキー。
カットに入ったシン止めている俺の背中で、カウント3が聞こえた。
 
スタジアムを歓声が包む。
放心状態の俺の肩を力道山先生が叩く。ガッチリと握手をかわす。
俺と先生のタッグで、これからアメリカマット会に一大旋風を巻き起こすのだ!
 

          • fin-----

 
 
えーと、これで終わりです。拍子抜けした方も多いんじゃないでしょうか。
力道山の試合は最後の一戦だけです。
オリンピック・オーデトリアム(LA)の挿絵で、スタンドの広告がクリナップ流し台とサロンシップだったりするのもご愛嬌です。
 
能力値も全然使いませんでした。参考までに、判定がある箇所を抜き出してみました。
シン・マスカラス戦
 シン スタミナ:12
 シン テク:9
 シン+マスカラス ラフファイト:15 力道山:9
 マスカラス スピード:10
 マスカラス テク:9
 
ファンク兄弟戦
 ドリー スピード+スタミナ+テク:20
 ドリー テク:7
 ドリー 根性:6
 ドリー スピ:7
 テリー 根性:7
 
ハリー・レイス戦
 スタミナ:6
 テク:6
 
リック・フレアー戦
 パワー:7
 スピード+テク:10
 
ブルーザー・ブロディ
 スピード:7

ジン・キニスキー
 スピード:5
 
テッド・デビアス
 スピード+スタミナ:10
 
ラフファイトとパワー使わNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!
ブロディ、フレアー、ファンク兄弟はどれか選択なので、実際は5回も判定しません。
選択肢によっては、判定しなくても試合終わっちゃいます。
 
こんなんでも280パラグラフもあります(帝国の逆襲は200パラグラフです)。実は試合に負けるとトレーニングやメキシコ遠征とかシンに借金を申し込まれたりとか色々イベントが起きる構造になっており、今回勝ちまくっていたのであっさり終わってしまいました。
 
**次回予告**
「デュエルマスター:魔術師の挑戦」
2人用ゲームブックに挑戦してみたいと思います。
もちろん一人じゃできないので、アップはしばらく後になります。
気長にお待ちくださいませ。
それではまた来週以降〜。